種別 国内論文 No. 56 年度 2011
論文名 カルシウム溶脱によるウッドチップ混入ポーラスモルタルの曲げ強度変化
著者名 鈴木裕二、半井健一郎、森勝伸、小林祐介
掲載誌名 コンクリート工学年次論文集
セメント分野では、環境負荷低減における廃木材再利用の新規技術として、廃木材をチップ化したものをコンクリート骨材として利用する試みがある。ウッドチップ混入ポーラスモルタルのCa溶脱による強度変化を検討した。供誌体内の湿潤状態が不均一な場合には曲げ強度のばらつきが大きく、含水率が高いほど強度が低下する傾向を確認した。純粋と塩水への浸漬による溶脱促進試験を実施した劣化供試体の曲げ強度試験では、塩水浸漬のほうが純粋浸漬よりもCa溶脱が速く進むことが確認された。また、曲げ強度は浸漬溶液の違いによらず溶脱の割合と関係があり、溶脱初期に大きく低下し、その後さらに緩やかに低下することが示された。