種別 国内論文 No. 33 年度 2009
論文名 ガンマ線照射コンニャクグルコマンナンの光散乱および走査型プローブ顕微鏡によるキャラクタリゼーション
Characterization of γ-irradiated Konjac Glucomannan by Light Scattering and Scanning Probe Microscope
著者名 Machiko Takigami and Shoji Takigami
掲載誌名 Transaction of the Materials Research Society of Japan
 コンニャクグルコマンナン(KM)は高分子量の水溶性グルコマンナンである。

 KM水溶液の粘度は高く、未処理KMの分子量は102万である。

 KMの分子量はガンマ線照射により低下する。

 線量2kGyまでは分子量は急激に低下し、その後はゆるやかに減少する。

 10kGy照射されたKMの分子量は24万であった。

 未照射KMと10kGy照射KMの慣性半径はそれぞれ、98nm、46nmであった。

 分子鎖の柔軟性は温度の上昇にともない増大した。

 KM分子は水中ではランダムコイルの形で溶けている。

 走査型プローブ顕微鏡の観察結果から、KM分子鎖は棒状であり、未照射KMの分子鎖の長さと高さはそれぞれ 1150nm、1.04nmであった。

 分子量が低下すると分子鎖の長さは短くなったが、高さには変化が認められなかった。
Konjac glucomannan (KM) is a water soluble glucomannan with high molar mass. KM aqueous solution shows extremely high viscosity. KM can be depolymerized by γ-rays irradiation. KM molecules were solvated in the form of random coils in water. The flexibility of molecular chain increased with increasing temperature. The chain length and thickness of original KM was 1150 nm and 1.04 nm, respectively. The chain length decreased significantly with decrease of molar mass. However, the chain height scarcely changed regardless of molar mass.