種別 国内論文 No. 2 年度 2006
論文名 バイオ系廃棄物処理とエネルギー利用
Disposal and Energy Utilization of Bioorganic Waste
著者名 星野幹雄
掲載誌名 太陽エネルギー(2006)
 従来の畜産排水処理法では、最終排水中に硝酸性窒素が含まれており、窒素汚染の解決には結びつかない。

 そこで我々は、窒素汚染をも低減させる畜産廃棄物処理法の提案を行っている。

 畜産排水中の窒素成分は主として尿素由来である。この尿素が、微生物の出すウレアーゼで分解されアンモニアとなる。

 このアンモニアを好気的ばっ気処理、あるいはメタン発酵処理前に取り出す方法である。

 取り出したアンモニアは燃焼処理や熱分解して水素エネルギー源とする。

 また、アンモニアを除いた畜産排水はメタン発酵で消化ガスを得て、熱源として用いる。

 バイオ系廃棄物を”廃棄物”とすればその処理コストは廉価であればあるほどよい。

 もし、これからエネルギーを取り出し、処理コストを大幅に低減できるシステムが構築できれば、地域的、地球的規模での環境問題解決に大いに役立つことが出来ると考えている。
Disposed and energy utilization of bioorganic waste is very important technique. Especially, energy utilization of livestock waste is required for farmers in order to improve effluent and smell. Photo fuel cell developed will be a new method of utilization of livestock waste.